古川奈穂騎手は今週、土、日ともに中京で計4鞍に騎乗する。
土曜2Rのゲオルギウスはひと息入れての復帰戦。昨秋から7戦連続で手綱を執り、2着2回と相性は悪くない。「砂をかぶってもだいぶ進むようになってきましたが、前走は4角までハミを取らず、疲れているのがあったのかもしれません。今回は放牧を挟んで、先週も動けていたし、リフレッシュ効果に期待です」とひと押しを加えるつもりだ。
日曜4Rのカフジペンタゴンは芝の中距離と大きく目先を替えてきた。「今回は在厩で順調に調整できています。1200メートルから1400メートルではワンパンチ足りない競馬が続いているので、新味が出れば」と分析する。
同6Rのトモノボーイは今週の追い切りに騎乗。「スッと反応するよりジワジワでしたが、しまいまでしっかり動けていました。前走は追走に忙しかった感じなので、流れに乗れれば」と減量も効かせ、積極的な競馬を思い描く。同7Rのサトノディーバは「初ダートの前走は悪くなかったんですが、しまいが切れませんでした。週中の雨で時計がかかれば」と芝に戻し、道悪での浮上に期待していた。
【土曜中京】
2Rゲオルギウス(牡3歳、栗東・羽月友彦厩舎、父トゥザグローリー)
【日曜中京】
4Rカフジペンタゴン(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ミッキーアイル)
6Rトモノボーイ(牝3歳、栗東・浜田多実雄厩舎、父アジアエクスプレス)
7Rサトノディーバ(牝4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ドゥラメンテ)