◆JERAセ・リーグ ヤクルト3―1中日(12日・神宮)
今季初スタメンの中日・大野奨太捕手が、プロ初登板初先発の上田洸太朗を引っ張った。初回先頭から3連打と先制パンチは食らったが、2回以降はピンチでも低めに制球させ、5回3失点で試合は作った。
2軍でもバッテリーを組んだ左腕に、大野奨は「初登板初先発で立ち上がりに球が浮いてしまうのは、誰にでもあること。それ以降は、球を低めに集めて、上田の持ち味を出せたと思う」と振り返った。
2回2死では高梨から右前へ今季初安打。正捕手・木下が新型コロナ感染で離脱したなか、10、11日の同カードで好リードの石橋とともに、一丸となって難局を乗り切る。