【ヴィクトリアM】メイショウミモザが唯一の木曜追い 池添兼調教師にその意図を直撃

スポーツ報知
弾むような脚取りのメイショウミモザ(カメラ・高橋 由二)

◆第17回ヴィクトリアマイル追い切り(12日・栗東トレセン)

 1番人気が6連敗中の春のG1シリーズ、ヴィクトリアマイル(15日、東京)の出走馬が確定した。マイル女王を決める頂上決戦にG1馬5頭を含む18頭が集結。メイショウミモザは唯一の木曜追い。栗東・CWコースで活気あふれる動きを披露した。枠順は13日に確定する。

 メイショウミモザは栗東・CWコースに開門直後に登場すると、活気十分に66秒8(6ハロン83秒0)―11秒5をマーク。見届けた池添兼調教師は「予定より時計は出たね。言うことない、いい状態。本当にいい!」と語気を強めた。

 出走馬中、唯一の木曜追い。トレーナーは「金曜に輸送するからね。水曜に追い切って金曜に輸送すると、3日間(木金土)乗れなくなってしまう。レース前日の朝に(競馬場を)スクーリングすると、馬が落ち着いて体が減らない」と意図を説明。前日輸送で臨んだ20年11月の福島で、1番人気に推されながらしんがり負け(16着)を喫した経験を生かしている。「もちろん精神面で成長しているけどね」と万全を期しての金曜輸送だ。

 2走前は出遅れて、勝負どころでかなり外を回されるなどかみ合わなかったが、ブリンカーを着けてから3戦2勝。前走の阪神牝馬Sは重賞初挑戦、約2年6か月ぶりのマイル戦だったが、あっさり克服した。指揮官は「ブリンカー効果がかなりあるね。血統的には長距離だけど、テンションが高くて短距離を使っていた」と経緯を説明。5歳になって2400メートルのG2を2勝し、G1でも好走した母メイショウベルーガのような活躍を期待する。継続騎乗となる鮫島駿も「繊細な女の子なので、他馬どうこうではなく、いかに直線までリズムを崩さず運べるか」と癖をつかんでいる。

 2、3走前の小倉戦も日曜競馬のため金曜輸送だったが、ともに最終追い切りは水曜。今回はギリギリまで調教を積み、まさにG1仕上げと言える。厩舎ゆかりの血統馬が大仕事をやってのけるか。(玉木 宏征)

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