巨人は12日、梶谷隆幸外野手(33)が都内の病院で左膝内側半月板縫合手術を受け、無事に終了したと発表した。退院後にリハビリを開始するが、一般的な症例だと4~6か月かかる見込みで、今季中の復帰は極めて厳しい。
梶谷は20年オフにFAで巨人入り。移籍1年目の昨季は開幕から主に「1番・右翼」としてチームに貢献してきた。だが、5月下旬に左太ももを痛め、復帰後の7月には死球で右手甲を骨折。9月には手術につながった腰痛を発症するなど、度重なる故障で61試合の出場にとどまっていた。
移籍2年目の今季は3月中の実戦復帰を視野に入れ、春季キャンプは「立ち上げ班」で別メニュー調整。しかしその3月に入って左膝の不調を訴えた。昨オフの契約更改では「とにかく試合に出ることが一番。いい状態でチームの戦力となれるように」と巻き返しを誓っていたが、またもケガに泣かされる形となった。