落語家の桂文枝(78)が12日、大阪・なんばグランド花月で行った落語家55周年記念独演会(7月16日、同劇場)の製作会見で、11日に急死したダチョウ倶楽部・上島竜兵さん(享年61)について「つらい、寂しい思いでいっぱい」と悼んだ。
文枝には、2019年に47歳の若さで急死した弟子・桂三弥さんを失った辛い経験がある。また、尊敬していた“上方の爆笑王”桂枝雀さんも99年に59歳に急逝した。それだけに「ビックリしました。あんなに明るい人が…。枝雀師匠もそうでしたが、知らないところで闇を抱えていたんだなと。私の弟子もそうでしたし…」と沈痛な表情を見せた。
上島とはたびたび共演。「随分前には一緒にお仕事をしました。最近は機会がなかった」が、日本テレビ系の大みそかの人気番組「ダウンタウンの笑ってはいけない」シリーズは録画してチェックしているといい「あの人が一番頑張っていたのでは。体当たりでやっておられた」と、リアクションの至芸に敬意を表した。
◆相談窓口 厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口は以下の通り。
▼いのちの電話
(0570)783556(午前10時~午後10時)
(0120)783556(午後4時~午後9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)
▼こころの健康相談統一ダイヤル
(0570)064556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)
▼よりそいホットライン
(0120)279338(24時間対応)
岩手、宮城、福島各県からは(0120)279226(24時間対応)