福島大陸上部の川本和久監督が64歳で死去 池田久美子や丹野麻美ら多くの日本代表指導

 福島大は11日、同大学と実業団の東邦銀行陸上部監督で多くの日本代表選手を育てた川本和久氏が亡くなったと発表。64歳。膵臓がんで闘病中だった。

 佐賀県出身の川本氏は筑波大大学院卒業後に小学校の講師などを経て、1984年に福島大の助手に就任。米国留学でカール・ルイスを指導したトム・テレツ氏に学び、独自の指導法を確立。教え子では女子100メートルの二瓶秀子や同走り幅跳びの井村(旧姓・池田)久美子、同400メートルの千葉(旧姓・丹野)麻美ら、5人が日本記録を樹立し、日本の短距離界を牽引してきた。

 また、2011年の東日本大震災では自らグラウンドの除染作業を行う一方で、復興支援を目的とした「チャリティ陸上教室」を全国各地で行い、義援金を集めた。20年にガンと診断されて以降も治療しながら、現場での指導を続け、昨年の東京パラリンピックでは視覚障害の佐々木真菜が400メートルで7位入賞を果たした。今年3月には石垣島での合宿にも参加していたというが、4月に再び体調を崩していた。

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