【こちら日高支局です・古谷剛彦】ドーブネなど活躍馬送り出した「千葉セリ」今年もオンラインで

スポーツ報知

 中央競馬の2歳戦まで1か月を切ったが、今月は2つのトレーニングセールが開催される。まずは16日、「千葉セリ」の愛称でお馴染みの千葉サラブレッドセールが行われる。新型コロナウイルスの影響を考慮し、昨年に引き続き、JBIS特設サイトを活用したオンラインオークションでの開催となる。社台ファーム、千代田牧場、岡田スタッドなどブラックタイプに優れた馬たちを手にすることができる、世代最後のチャンスとあって、購買関係者の注目度は高い。セール出身馬は、東京大賞典4連覇の偉業を成し遂げたオメガパフュームを筆頭に、中央地方問わず活躍馬を輩出している。

 昨年の取引馬から、7日に中京で行われた京都新聞杯を差し切ったアスクワイルドモア(牡3歳、栗東・藤原厩舎)や、歴代最高価格となる4億7010万円(税別)を記録したドーブネ(牡3歳、栗東・武幸厩舎)などを送り出した。今年はドーブネの半弟であるプレミアステップスの20(牡、父ダイワメジャー)の他、重賞ウィナーを兄姉に持つ馬や、母が国内外問わず重賞ウィナーなど、バラエティーに富んだ素質馬62頭が上場される。

 4月中旬に各牧場で追い切りを行い、その動画は合田直弘さんの血統解説と合わせて閲覧できる(https://auction.jbis.or.jp/chiba/22tbs.php)。この段階で2ハロン、1ハロンとも1番時計をマークしたのは、ビジューミニョンの20(牝、父マインドユアビスケッツ)の2ハロン21秒8―1ハロン10秒7だった。5月6日の追い切りでも2ハロン21秒7―1ハロン10秒4をマークし、新種牡馬の産駒という点からも注目できる。ビジューミニョンの20と坂路で併せたフローラルカーヴの20(牝、父モーリス)は、この日は突き放して2ハロン21秒6―1ハロン10秒5をマーク。他にもモーリス産駒は、好時計を叩き出している馬が目立ち、千代田牧場唯一の上場馬であるニューウェーブ2020(牝、父モーリス)も、日高軽種馬共同育成公社の坂路で1ハロン11秒2と、非凡な瞬発力を繰り出した。モーリスがトレーニングセールで驚異的なタイムをマークしたが、持続的に速い上がりでまとめる傾向は産駒にも伝わり、初年度産駒からピクシーナイト、そして豪ダービーを制したヒトツと、国内外でG1馬を輩出した。

 社台ファーム上場馬は、5月の追い切り映像が社台ファームYouTubeでアップされている。上述した下見サイトと合わせてチェックして頂きたい。購買者登録の締切が11日なので、購買を検討されている方はお気をつけ願いたい。(競馬ライター)

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