バスケットボール男子・Bリーグの日本一を決めるチャンピオンシップ(CS)は13日から、8チームによる2戦先勝のトーナメント方式で開催される。10日は出場チームの代表選手がオンラインで取材に応じた。
史上2チーム目の連覇を狙う千葉は、準々決勝からいきなり昨季の決勝戦の相手・宇都宮と対決。レギュラーシーズンの対戦成績は、2勝2敗と互角。昨夏の東京五輪代表でポイントガードの富樫勇樹は「お互い知り尽くした中での試合になる。ボールへの執着心などを大事にやっていきたい」と意気込んだ。
千葉は、レギュラーシーズン最終戦8日の試合に勝利し、東地区優勝を決めた。地区1位で、CSの準々決勝、準決勝はホームでの開催権も勝ち取り、「大きな舞台になればなるほど、ホームでやれるのはかなりプラスになってくる。そのためにこの長いレギュラーシーズンを戦っているようなもの。ホームの力を借りて、ファイナルに進めたら」と話した。
連覇への挑戦権を持っているのは8チームの中で千葉のみで、「もちろん、2連覇が大きな目標。チームとしてそれを最大目標にやっている。あと6勝。もちろん必ずつかみ取りたい。ファイナルに向けて成長していけないといけない」と引き締めた。
一方、初代王者の宇都宮は16―17年シーズン以来の優勝を狙う。田臥勇太は「(CSは)勝つことが必要になってくる。勝つことにもこだわって全員で戦って行きたい。千葉さんはとにかく富樫選手を中心に攻撃力がある。1対1ではなく、全員で守る部分は徹底しないといけない」と語った。