森保一監督、結果出せない久保建英に異例の注文「一皮むけないといけない時」

スポーツ報知
森保一監督

 サッカー日本代表の森保一監督(53)が9日、報道陣のオンライン取材に応じた。代表の現状について話した中で、MF久保建英(20)=マジョルカ=に奮起を求める異例の注文をした。今季はスペイン1部で1得点と結果を残せていない状況が続く若武者を「一皮むけないといけない時」「まだまだ成長しないといけないことがある」などと評した。11月開幕のW杯1次リーグで同組の強敵、ドイツ、スペインとの戦いをにらみ、局面を打開できる能力を持つ久保へ、指揮官が珍しくハッパをかけた。

 選手評には慎重になる森保監督が、久保に対してはストレートな言葉を向けた。例に出したのは、2列目の右で先発した7日のグラナダ戦。残留を争うライバルとの対戦で前半4分に相手GKと1対1を迎えたが、決めきれなかった。チームはその後6失点の大敗。久保に3点満点で「0点」の赤点をつける現地紙もあった。

 「決定的なシーンがあった。そこで決めていたらいろんなことは言われていなかったかなと思うが、局面を決めるところも含めて、まだまだ成長しなければいけないことがあると思う」

 そして、マジョルカを率いるハビエル・アギーレ監督の要求を満たしていないとの考えを示した。アギーレ監督が「良いプレーをしても、10分消える。現れて、再び消える」と言うように、守備との両立ができていないとの見方がある。

 「彼しかいない能力を持つ選手だと思うが、今監督から攻守にわたっての要求がされている。成長するにあたって、一皮むけないといけない時かなと思っています。今後プロとしてのキャリアをつないでいくために、より輝かせるために、アギーレさんが良い要求をしてくれている」

 久保は今季26試合に出場し、1得点。リーグを問わず攻撃的なポジションを張れる数字ではない。ただ、ドイツ、スペインと同居したW杯1次リーグを突破するために、久保のような局面を打開できる選手は貴重だ。森保監督も「チームとしても難しい状況だが、乗り越えていければパワーアップした選手になれる」と期待を寄せる。6月にはブラジル戦など強化目的の4試合が予定されている。そこで久保が決定力と攻守の両立を見せられるか。森保監督から2つの課題を課せられた。(内田 知宏)

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