原田伸郎、TikTokでバズり中!「あのねのね」来年デビュー50年「ムダなこと何もなかった」【後編】

スポーツ報知
笑顔でポーズを決める原田伸郎(カメラ・石田 順平)

 清水国明(71)とのデュオ「あのねのね」で1979年に発表した「ネコ、ニャンニャンニャン」が「TikTok」でバズり、再注目を集めているタレント・原田伸郎(70)。来年は73年のデビューから芸能生活50周年を迎える。はんなりとした柔らかさで定評のある声も健在。古希を迎えても元気な秘けつや、次なる10年への思いを聞いた。(取材・構成=筒井政也)

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■神様からもらった“武器”で

 現在は関西を拠点に活躍している原田だが、仕事でのモットーは「自分が楽しむこと」だ。「仕事は仕事、普通はね。それが僕にはなかった。どうしたらその仕事を楽しくできるか。だから『ヤングタウン』(MBSラジオ、78~87年)でも、聴いてる人を楽しませようではなく、スタジオでみんなが楽しくやって、それをたまたま盗み聞きしてもらう感じ。今もそうですね」

 現在、出演しているラジオでも、ヤンタン当時のトークと変わらない耳心地の良さがある。声を保つ秘けつには「何も考えてない。酒もよう飲みますし」と苦笑いしたが「神様からもらったのかなと思いますね。コマーシャルのナレーションをすると、2、3行の原稿を渡され、テストで読むと『いいですね! じゃあ本番で』、それから『オッケーです!』。30分で破格のお金がもらえる。コスパ、めっちゃいい。平安高校で放送部に入っていてよかったなあ」と、しみじみ。「放送部から京産大の落研に入って、(同期の笑福亭)鶴瓶、清水さんと出会った。ムダなことって、本当に何もなかったんだなって思いますね」

 その清水とは来年でデビュー半世紀。「50年って、重たい、ずっしりした岩のような感じですが、僕らは軽石みたいな」謙そんしながら「節目の年なんで、なにかやりたいなと思ってるんですが、清水さんがもう一つ、芸能人としての自覚がない(笑い)。何か新しいものを始めるのが好きで、僕は起業家やと思ってるんです。『あのねのね』も第1号の企業だったのでは。(元メンバーの)鶴瓶と僕を見て『この2人使って、なんかできひんかな』みたいな。鶴瓶と清水さんのスケジュール次第かな」。かつては、日本武道館ではなく、武道館の会議室でライブをした経験があるとか。「そんなんの方が面白い」と記念ステージに思いをはせる。

■ぎっくり腰でホールインワン!

 体も元気だ。趣味のゴルフで2020年4月に人生初のホールインワンを達成した。「まさかですよ。その日、腰が痛くてさすりながら打ったんですが、ぎっくり腰でもホールインワンはできる(笑い)。これから多分、あちこちが故障する中で、夢と勇気をもらいました」と笑顔。「この仕事って70歳でもワクワク、ドキドキがある。緊張する瞬間を遊びでも仕事でも持たなあかんし、それをもらってることにはすごく感謝しています」。80歳に向けて「この十年を大切にしたい」。同世代に向けてのエールでもある。

 京都・嵐山育ち。子供の頃は渡月橋の下を流れる大堰川(おおいがわ)で遊んでいた。「桜がいかだになる『花筏(はないかだ)』っていうんですけど、その流れをよく見ていた。運もそうですが、節目節目に『新しい川に流れていかなアカン』って思うんです。ひっとしたら『ネコニャン』は『その流れに乗ったらどうや?』と言ってくれているのかもしれませんね」(終わり)

 ◆原田 伸郎(はらだ・のぶろう)1951年10月1日、京都市生まれ。70歳。京産大学在学中に清水国明と「あのねのね」を結成し、73年に歌手デビュー。77~86年に2人でテレビ東京系「ヤンヤン歌うスタジオ」で司会を務める。書・墨遊家(ぼくゆうか)としても活動。ラジオ関西「原田伸郎 のびのび金ようび」(金曜・前10時)、MBSエムラジ「のぶりんのあつあつふうふう」(日曜・前7時20分)、eo光テレビ「原田伸郎のこの街ええなぁ」(第1、3水曜・前9時)にレギュラー出演中。

■「めざせパーゴルフ」は長寿“アゲ番”

 〇…サンテレビ「原田伸郎のめざせパーゴルフIII」(火曜・後11時)は88年から続く長寿番組。プロゴルファーをゲストに迎えて対決するが「『アゲ番(運が上がる番組)』で、出演後に優勝する選手が結構多いんです」。近年では古江彩佳(21)、堀琴音(26)、山下美夢有(20)、木下稜介(30)がツアーV。「プロの中でもウワサになっていて『出たい』と話も聞きます」と胸を張った。

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