10日の中日戦(神宮)で先発するヤクルト・小川泰弘投手(31)が9日、神宮外苑でランニングやキャッチボールなどを行って最終調整した。
前回登板の3日阪神戦(甲子園)では9回112球、6安打5奪三振で無四球完封。今季初勝利を最高の形でつかんだが「自分のピッチングをすることが大事なので1球1球強気の攻めで打者1人1人対応していきたいです。アウト1つ1つの積み重ねがそういった結果につながるので精一杯の準備をしたうえで試合に臨むことです」と気を引き締めた。
中日戦は4月20日に敵地・バンテリンドーム先発したが、4回7安打3失点。敗戦投手になったとあって、「相手関係なく打者1人1人自分がやれることをやり切っていくこと。前回やられているのでやり返したいです」とリベンジを誓った。
チームは巨人に3連勝してゴールデンウィークを締めくくり、リーグ首位に立った。15、21年の優勝を経験している右腕は「チームの雰囲気は若手、ベテラン、中堅とバランスよく明るい雰囲気で良いと思います」と手応えも口にしていた。