【高校野球】浜松開誠館、1998年創部以来初優勝!

創部初優勝を飾り、笑顔を見せる浜松開誠館ナイン
創部初優勝を飾り、笑顔を見せる浜松開誠館ナイン
3番手で好リリーフを見せた浜松開誠館・静内
3番手で好リリーフを見せた浜松開誠館・静内

◆高校野球静岡春季大会決勝 浜松開誠館7-4静岡(8日、草薙)

 静岡県大会決勝が行われ、浜松開誠館が静岡を7―4で下して98年の創部以来初めての優勝を飾った。初回に相手の乱調につけ込み4点を先制。7回には4番・斎藤健介捕手(3年)のダメ押し2ランが飛び出して点差を広げた。今大会は5試合で8失点。安定した投手力が県制覇の原動力となった。浜松開誠館と静岡は21日開幕の東海大会(愛知)に進出。

 

 98年に誕生した浜松開誠館が、1896年創部の伝統校に一泡吹かせた。初回に6四球などで4得点。投手陣も11安打を浴びたが粘った。6年目の佐野心監督(55)は「課題も見つかり、夏までに自信満々でいくためには素晴らしい大会になった」とうなずいた。

 今春、光ったのは投手陣。元中日の古池拓一コーチ(51)に加え、同じく元中日の小島弘務コーチ(54)も新たに就任し安定感が増した。特に昨秋地区予選では制球が定まらず、先発してわずか1球で交代を命じられ、その後ベンチからも外れた左腕・山口祥吾(3年)が急成長。この日登板はなかったが両コーチの下でフォームを安定させ体重も7キロ増の82キロに、球速も3キロアップして138キロを記録した。1完封を含む4試合に登板した背番号1は「自分の成長にビックリ」。指揮官も「彼の投球が勝因」とエースをたたえた。

 8回のピンチで救援した143キロ右腕の静内龍之介主将(3年)も1回1/3を打者4人でピシャリ。「コーチから下半身の使い方を教わり体の開きが我慢できるようになった。今までで一番の投球」と胸を張った。打線は4安打にとどまるも斎藤が通算18号を含む2長打。佐野監督は「ノリの置き土産かな」と昨年まで指導した中村紀洋・現中日打撃コーチ(48)に感謝した。

 次の舞台は初挑戦の東海。静内主将は「チャレンジャー精神で全力を振り絞る」と誓った。(武藤瑞基)

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