46都道府県で新型コロナ感染前週上回る…北村義浩氏「GW制限なし正解も流行落ち着いていない」

北村義浩氏
北村義浩氏

 国内で8日、新たに4万2538人の新型コロナウイルス感染者が報告された。前週の同じ曜日から1万5000人余り増えた。茨城を除くすべての都道府県で、前週の同じ曜日を上回った。死者は26人だった。感染者の内訳は東京4711人、大阪3324人、北海道3115人など。沖縄は2060人で、過去最多だった前日に次ぐ多さ。香川は510人で最多を更新した。

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 日本医科大特任教授・北村義浩氏「ゴールデンウィーク中に制限がなかったことは、基本的には正しかったのだと思います。米国はもうマスクを外しているなど耳あたりのいい情報が流れ、楽観論が広がっている。トップダウンで強い制限を出しても、もう誰も言うことを聞きません。言ってもダメだと国の分科会も判断したのだと思います。

 茨城は本当は医療が弱い県。医師の数や医科大の数が人口の割に少ない。茨城だけが1週間前と比べて陽性者数が減ったのは、今までの経験から、かなり用心したからではないでしょうか。

 流行が落ち着いているかを判断するのに使える陽性率は東京でもゴールデンウィークの前までは減少傾向にあったが、この3日ぐらいは上がっている。流行が落ち着いているとは言えません。また、今後の医療ひっ迫を予言する指標としては発熱者相談センターの相談件数が挙げられます。今後は下がるより上がる可能性のほうがあると思います」

社会

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