リオ五輪金・ベイカー茉秋が2年半ぶりの復帰戦で準V「もう一回、五輪で優勝したい」

スポーツ報知
2年半ぶりに実戦に復帰したベイカー茉秋(左)

◆柔道 ▽全日本強化選手選考会(8日、東京・講道館)

 新型コロナの影響で中止となった1月の講道館杯の代替大会としての位置付けで行われた。男子90キロ級で16年リオ五輪金メダリストのベイカー茉秋(日本中央競馬会)は決勝で田嶋剛希(パーク24)に敗れたものの、約2年半ぶりの復帰戦で準優勝を飾った。

 ベイカーにとっては19年11月のGS大阪大会以来の実戦の舞台だった。東京五輪出場を目指し、逆転での代表入りへ望みを託していた同12月のマスターズ大会への出発前日の稽古で右肘を脱臼。五輪2連覇の可能性が事実上消えたが、「負けて終わりたくない。もう一回、日の丸を背負って五輪で優勝したい」と手術に踏み切ったという。

 乱取り再開までは約半年かかった。昨夏の東京五輪は自宅でテレビ観戦。悔しい思いもあったが「その中でパリ五輪に向けて頑張りたいという気持ちが徐々に芽生えてきた」。昨年11月の講道館杯が延期の末に中止となるなど、コロナ禍の影響で実戦復帰もずれ込んだが「やっとこうして畳に上がれて、試合が好きだなって。もっと試合がしたいなって気持ちになった」と充実の表情を浮かべた。

 24年パリ五輪に向け、世界選手権代表の増山香輔(パーク24)ら上位集団を追う立場だ。「自分の今の目標はパリ五輪で金メダルを取ること。強い選手がたくさんいる階級なので、その中で戦っていくには覚悟も必要。課題もたくさん見えたので、大会を重ねてもっとレベルアップしていきたい」と誓った。

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