◆中京9R・三方ヶ原S(4歳以上3勝クラス、5月8日、中京競馬場・芝2200メートル=良)
7日の京都新聞杯でアスクワイルドモアが叩き出した日本レコードは、わずか一日で更新された。藤岡康太騎手が手綱を執ったプリマヴィスタ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ハーツクライ)が、好位から鮮やかに抜け出して快勝。マークした2分9秒0は前日の京都新聞杯を0秒5も更新する驚異的なレコードとなった。
前半1000メートルが57秒2の速い流れだったが、プリマヴィスタはスムーズに中団を追走。直線では鋭い末脚を繰り出した。「速い馬場ではありますが、この馬場にも対応してくれました。最後はいい伸びでした」。厳しい流れのなかで結果を出した相棒に、藤岡康太騎手は満足げだった。