◆JERAセ・リーグ 広島―DeNA(8日・マツダ)
広島の西川龍馬外野手が、初回先制タイムリーに続き、3点リードの3回無死一塁からチーム単独トップ4号2ランを放った。
DeNA先発・東の内角球をフルスイングした。打球は、前日の延長10回に放ったサヨナラ弾と同様に右翼ポール際に飛び込んだ。前日の一発は詰まりながらもフェンスオーバー。この日はしっかりと芯で捉えてサク越えした。
「(母の日仕様の)ピンクバットに感謝です。いい形で積極的に打つことが出来ました」
6日の3連戦初戦は延長11回、試合時間4時間18分の戦いの末に敗れた。2試合連続延長戦となった7日の試合は西川の一発で劇的サヨナラ。勢いそのまま、この日は打線が爆発。3回は西川の一発を含む5連打の後、7試合ぶりスタメン復帰の末包が右犠飛。8番・小園もピンクバットでタイムリーを放つなど、打者9人の攻撃で4得点。3回までに2ケタ10安打で7得点の大量リードを奪った。