◆B1リーグ第36節 川崎ブレイブサンダース85―59シーホース三河(7日、ウイングアリーナ刈谷)
B1リーグの川崎ブレイブサンダースは、シーホース三河を85―59で下し、6連勝で今季41勝目(13敗)を飾った。
第1クオーター(Q)の川崎は、藤井祐真の3Pなど、開始3分で11―4と先行。ディフェンスでも、ペイントエリア周辺で堅い守りをみせ、28―11でリードを奪った。
第2Qでは、ニック・ファジーカスのポストプレーなどで加点するも、攻撃のギアをあげた三河に苦戦。オフィシャルタイムアウト後も、セットプレーをパスミスで失敗するなど得点を伸ばせず、39―30と点差を縮められ前半を終えた。
第3Q、悪い流れを断ち切りたい川崎は、序盤で藤井が3P、ドライブからのバスケットカウントと立て続けに得点をあげ再びリードを奪取。さらに同Qだけで6本のスティールをあげるなど、三河に攻撃のリズムを作らせず、69―43で最終Qに進んだ。
第4Qは、第3Qの勢いそのままにリードを維持。三河に反撃の糸口を与えず、85―59でタイムアップとした。川崎は、連勝を「6」に伸ばし、リーグ最終節の初戦を白星で飾った。
勝利に貢献した藤井は「チャンピオンシップ(CS)のつもりで試合に入って、それをしっかりプレーで見せられたとは思いますが、ここ数試合フリースローの確率がとても悪いので、CSの戦いだと1本1本が響いてきますので、出だしから確率よく決めていきたい」と先を見据えた。