5月8日の新潟5R(3歳未勝利、芝2000メートル=15頭立て)は、1番人気のバラジ(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父ヴァンセンヌ)が3馬身半差で快勝した。デビュー6戦目で念願の初勝利。勝ちタイムは2分1秒7(良)。
スタート直後に他馬に寄られるアクシデントはあったが、即座に立て直して4番手へ。徐々に着順を上げて2番手で直線に進入した。なかなかエンジンがかからなかったが、ゴール手前300メートル付近から鋭い反応を見せると、後続に3馬身半差をつける快勝劇だった。
三浦皇成騎手は「これまでの調教の良さが、ここで生きましたね。力があるので他馬に脚を使わせました」と振り返りながら、「抜け出してから、まだ遊んでいる。そのあたりが、課題になりそう」と次走を見据えていた。