札幌ペトロヴィッチ監督、外国籍監督初のJ1通算500戦目を勝利「全員がアグレッシブに戦った結果」

外国籍監督初のJ1通算500戦目を白星で飾った札幌・ペトロヴィッチ監督(中央)
外国籍監督初のJ1通算500戦目を白星で飾った札幌・ペトロヴィッチ監督(中央)
後半7分、右CKに頭で合わせ、決勝点を奪う札幌MF高嶺(6)
後半7分、右CKに頭で合わせ、決勝点を奪う札幌MF高嶺(6)

◆明治安田生命J1リーグ▽第12節 札幌1―0京都(7日・札幌ドーム)

 北海道コンサドーレ札幌はホームで京都を1―0で下し、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(64)の史上2人目、外国籍初のJ1・500戦目を白星で飾った。後半7分にMF高嶺朋樹(24)が右CKに頭で合わせ、クラブJ1本拠通算250得点目となる今季初得点をゲット。守っても、JFL、J2時代と並ぶクラブ最長タイ5戦連続完封で、指揮官に勝利を届けた。順位は8位に浮上した。

 何より欲しかった勝ち点3に、指揮官もイレブンも笑顔があふれた。後半ロスタイム3分。最後まで追加点を狙い戦うピッチの選手に、ベンチも声を張り上げ続けた。終了の笛に札幌ドームは歓喜の拍手。今季の強さを象徴する1―0に、J1・500戦目のペトロヴィッチ監督は「全員がアグレッシブに戦った結果」と愛するチームをたたえた。

 攻撃的サッカーを掲げるチームに1点止まりは手放しで喜べるものでなくとも、価値ある決勝点は後半7分に生まれた。MF宮沢裕樹(32)に代わり主将を務めたDF福森晃斗(29)の右CKにニアのMF高嶺が頭で合わせた。昨季10月以来の今季初弾はクラブのJ1本拠250得点目のメモリアル。「500戦は偉大。勝利を届けられてうれしい」。プロ3年目は開幕連続フル出場こそ右足を痛め、途切れたが恩師に最高の形で応えた。

 中3日の京都に対しG大阪戦から移動を挟み中2日。それでも「走り戦う」姿勢で上回った。得点ランク首位FWウタカに自由を与えず奮闘のDF岡村大八(25)は「先発で無失点を途切れさせたくない。裕樹さん不在は勝てないと言われるのは屈辱だった。みんなで走り切った結果」と強調した。就任5季目の監督が植え付けた「攻撃的姿勢」は守備も同様。最長タイ5戦連続0封(97年JFL、07、16年J2)にも成熟は表れた。

 ケガ人も絶えぬ中この日は0トップ。束になり勝ち切ったのは「我々には積み上げた形がある」と話す指揮官の下でのチーム力の証でもある。GWラストの戦いを自信にミシャ札幌は上位を目指す。(川上 大志)

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