全柔連・金野潤強化委員長「選考基準作り直す」…アジア大会延期で危機感

金野潤強化委員長
金野潤強化委員長

 全日本柔道連盟の金野潤強化委員長(55)が7日、9月に予定されていた杭州(中国)アジア大会の延期を受け、都内で取材に応じた。24年パリ五輪の代表選考への影響を踏まえ「非常に大切な大会と考えていた。選考基準や日程を作り直す必要がある」と危機感を示した。

 柔道は4月に代表選考を終えており、東京五輪覇者で男子73キロ級の大野将平、同100キロ級のウルフ・アロン、女子78キロ超級の素根輝らを選んでいた。現時点の1番手を派遣する10月の世界選手権と合わせ、両大会の代表がパリ五輪の選考レースで中心になると想定していたが、アピールの機会が失われ、世界選手権代表勢が極めて優位な状況に。「アジア大会の代表にどのような機会を与えていくのか。選手も不安に感じるところ。なるべく早く決めて伝えたい」と救済措置を検討する考えを語った。

 五輪で好結果を残すためには各階級で激しい競争が生まれ、底上げを図ることが不可欠。全日本女子の増地克之監督(51)も「別の大会に派遣したいというのが個人的な思い」と、代替の国際大会への派遣を要望することを明かした。(林 直史)

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