B1レバンガ北海道ショーン・ロング「ブースターへ得点王という結果で恩返し」…今季最終節を前にインタビュー

今季初参戦したBリーグで大活躍し旋風を巻き起こしたロング
今季初参戦したBリーグで大活躍し旋風を巻き起こしたロング
今季のブースターの応援への感謝を色紙に記したロング
今季のブースターの応援への感謝を色紙に記したロング
古巣の富山戦に向けた実戦練習で中野をマークする葛原(中央)
古巣の富山戦に向けた実戦練習で中野をマークする葛原(中央)

 B1レバンガ北海道のエースでリーグ得点ランク1位(平均24・8点)のショーン・ロング(29)が、今季最終節(7、8日・北海きたえーる、対富山)を前にスポーツ報知のインタビューに答え、得点王奪取を宣言。注目の去就は明言を避けたが「レバンガ愛」を強調し残留の可能性を示唆した。(聞き手・小林 聖孝)

 ―ファンはレバンガから2季連続(昨季のニック・メイヨ=現広島)の得点王に期待している。自身にとっては昨季所属した韓国リーグから国をまたいで2年連続となる。

 「どんな形でも勝利に貢献することが最大の目標だが、スコアラーとして常に頂点を目指してきた。チャンピオンシップ進出は逃したが、最後まで応援してくれたブースターへ得点王という結果で恩返しできたらうれしい」

 ―最終戦となる富山の中心、210センチ、138キロの巨漢ジョシュア・スミス(29)と、どうマッチアップする?

 「こんな重い選手と対するのは初めて。スキルもある相手だが、怖くはない。今まで同様、自分が培ってきたことを自信を持って出し切るだけだ」

 ―昨季韓国でも1試合平均21・3得点、10・8リバウンドと両部門でトップ。バスケスタイルの違いをどう克服した? 

 「自分の武器はオールラウンドなプレー。スピードと1対1重視の韓国ではフィジカルの強さを前面にプレー。Bリーグは組織プレーが主流で、まるでアメフットのような緻密な戦術、約束事の多さを実感。個人的にセットオフェンスも得意だし、チームメートのサポートを受け、求められるプレーに対応できたと思う」

 ―大黒柱として安定してハイスコアをマークしたが、勝てない試合が続いた。

 「バスケット人生でこれほど負けが込んだ経験は初めて。『これ以上、自分に何ができるか』と悩んだ時期もあったが、佐古(賢一)HCのもと全員が同じ方向を見て決してあきらめず、前へ前へ進もうとする姿勢に感銘。自分も、最後まで闘争心を忘れず戦い切り、それを誇りにしたい」

 ―もう1人の得点源、デモン・ブルックス(29)が終盤戦で右足故障し離脱した。

 「メンタル面でも彼の存在は大きかった。自分は熱くなりやすいが、常に冷静なデモンから『落ち着くことの大切さ』を学んだ。残り2戦、彼の思いも胸に戦いたい」

 ―まさにビースト(愛称)的大活躍を見せただけに、去就はファン最大の関心事。来季残留の可能性は?

 「契約に関しては、代理人に任せている。今季終了後、チームとの話し合いの結果を聞き判断したい。個人的にはレバンガのチームメート、ブースターも大好きだ。発展途上のチームが、来季さらにどれだけ進化できるか、期待もある。バスケット選手として日々成長し、チームの要求に応え、頂点を目指すことが最大の目標。来季も、それをかなえられるチームでプレーをしたい」

 ◆ショーン・ロング 1993年1月29日、米国生まれ。29歳。ルイジアナ大卒業後、NBA下部Dリーグの87ersを経てNBAの76ersでプレー。昨季は韓国で平均21・3得点、10・8リバウンドで両部門トップ。21年6月に北海道と契約。全54戦に先発、平均24・8得点、10・5リバウンド、2・5アシスト、3P成功率38・7%。愛称「ビースト」。208センチ、112キロ。

 ◆今季のB1得点ランク 〈1〉ショーン・ロング(レバンガ北海道)24・8点〈2〉ニック・ファジーカス(川崎)19・9点〈3〉ペリン・ビュフォード(島根)19・8点

 レバンガは6日、練習を公開し、加入2季目の葛原大智(26)が古巣・富山相手に連勝締めを誓った。入念にフォーメーションをチェック、軽快な動きを見せ「お世話になった選手も多いし、攻守で成長した姿を見せたい」。4日の三遠戦で年齢の近い中野司(25)が自己最多25得点、山口颯斗(23)も16得点と活躍する中で2得点。2ケタ得点も17戦遠ざかり「彼らの活躍は大きな刺激。負けない働きで貢献したい」と気合を入れた。

今季初参戦したBリーグで大活躍し旋風を巻き起こしたロング
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古巣の富山戦に向けた実戦練習で中野をマークする葛原(中央)
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