J1札幌ミハイロ・ペトロヴィッチ監督、外国籍監督初J1通算500戦目へ「支えてくれた日本の方々に感謝」…7日京都戦

愛する選手たちと、J1通算500戦目での勝利を狙う札幌ペトロヴィッチ監督(中央)
愛する選手たちと、J1通算500戦目での勝利を狙う札幌ペトロヴィッチ監督(中央)

 J1北海道コンサドーレ札幌は7日、ホーム・京都戦に臨む。6日は宮の沢で練習。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(64)は史上2人目、外国籍監督では初のJ1通算500戦目を迎える。「一人ではここまで来られなかった。支えてくれた日本の方々に感謝」。こう話す指揮官とともに、直近4戦2勝負けなしで迎える節目の一戦を勝利で祝いにいく。

 たどり着いた500戦目にも、求めるものはいつもと同じだった。G大阪戦(4日、0△0)から移動を挟み中2日。今季ルヴァン杯で1勝1敗、J1では08年以来の京都戦へ「我々が1日少ない試合間隔の中で『走り戦う』部分で負けないことが大事」。練習後は我が子のように愛する選手に闘志を注入し、表情を引き締めた。

 06年広島監督就任から浦和(12~17年)、札幌(18年~)と駆け抜け、来日17年目を迎えた。現役を終えたSグラーツ(オーストリア)で94年に指導者を始めてからは28年。「『明日どうなるか分からないのが監督業。トランクは半分閉め、いつでも帰れるようにしておきなさい』と教わってきた。明日の保証は今だって分からない。だからこそ初心を忘れずに。荷物は半分まとめたままにしておかないとね」。シビアな世界と心得るからこそ、数字に意識もない。一昨季の外国籍初J1・200勝、今季湘南戦(4月29日)のリーグ250勝も取材で知った。

 来日時から通訳など二人三脚で支える杉浦大輔コーチ(47)も「練習も試合もほぼ休んだことがない。身を削りながら続ける、心と体の強さ」に敬意を表す。指揮官は「こういう数字が出ると『そろそろ居なくなった方がいいかな…?』って」とちゃめっ気を見せつつ、「これほどの節目を迎えられるのは幸せ」と優しくうなずいた。64歳となってなお若き選手に負けない熱さで、勝ち点3をつかみにいく。

(川上 大志)

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