【中日】大野雄大、グラウンド外でも“主将”の役割…「コーヒーサークル」結成で雑談してリラックス

9回までをパーフェクト。好守を見せた岡林勇希にサムアップで応える中日先発・大野雄大(カメラ・渡辺 了文)
9回までをパーフェクト。好守を見せた岡林勇希にサムアップで応える中日先発・大野雄大(カメラ・渡辺 了文)

◆JERAセ・リーグ 中日1x―0阪神=延長10回=(6日・バンテリンドーム)

 中日・大野雄大投手(33)が“幻の完全投球”を披露し、延長サヨナラ勝ちを呼び込んだ。10回2死までプロ野球史上最長となる打者29人に対してパーフェクト。阪神・佐藤輝の中越え打で、史上初の延長完全試合と、自身と球団史上初の完全試合の達成はならなかったものの、10回完封の離れ業で今季2勝目。チームの連敗を2で止めた。

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 今季から大島とともに主将に就任した大野雄。実は、グラウンド外でも“主将”の役割を担っている。アイスコーヒーが大好きな左腕は、バンテリンドームのロッカーが近い同僚の祖父江や田島、柳、小笠原らとともに「コーヒーサークル」を結成している。

 年俸3億円の大エースは、練習や試合前などにスターバックスへ寄り、お気に入りのコールドブリューコーヒーを福留先輩にも差し入れながら、雑談してリラックス。4月末の甲子園では球界最年長からアイスコーヒーの“お返し”もあり「さすが福留さんや、と思いました。柳や(小笠原)慎之介は1度も買ってこない」とロッカーの雰囲気の良さを語る。グラウンド内外で、チームの大黒柱となっている。(長尾 隆広)

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