【POG情報】社台サラブレッドクラブ期待の2歳馬を紹介…栗東編

スポーツ報知

 今年の社台サラブレッドクラブ所属馬は、スターズオンアースが桜花賞で熾烈な叩き合いを制し、女王の座に就きました。また、古豪ステイフーリッシュがサウジアラビア、ドバイで重賞を連勝するなど、国内外の大舞台での活躍が目立っています。

 今年の2歳世代も、スターズオンアースを輩出したドゥラメンテや、ロードカナロア、ハービンジャーの産駒に加え、クラブゆかりの血統馬、リーディング上位サイアー、ディープインパクトのラストクロップなど、デビューが待ち遠しい魅力的なラインナップとなっています。先週の関東馬に続き、今回は関西馬6頭を紹介します。

 最初に紹介するのが、【シュタールヴィント(牡、父ロードカナロア、母マルセリーナ、栗東・矢作芳人厩舎予定)】です。ディープインパクト産駒の母マルセリーナは桜花賞優勝、ヴィクトリアマイル3着。本馬の半兄のラストドラフト(父ノヴェリスト)は京成杯の勝ち馬、ヒートオンビート(父キングカメハメハ)は目黒記念、チャレンジCを2着しています。

 現在は北海道・社台ファームで週3~4日、直線坂路コース(1000メートル)に入り、そのうち2日は2本登坂しています。強度を上げつつ、1か月のうち1週間は軽めの運動で調整し、疲れを残さないよう、リカバリーしています。精神面の幼さは見え隠れするものの、走ることに対しては真面目な姿勢で臨めています。気候が暖かくなってきたことで毛艶は良化し、筋肉量は着実にアップしており、活気のある動きを見せるようになってきたようです。

 次に紹介するのが、【ラバタンシン(牡、父エピファネイア、母ダンスアミーガ、栗東・寺島良厩舎予定)】です。エフフォーリア、デアリングタクト、サークルオブライフを出した長距離砲の父に、サクラバクシンオー産駒の母ダンスアミーガは現役時5勝。ターコイズS2着、関屋記念、中京記念4着と重賞路線で活躍しました。

 4月1日に宮城県の外厩・山元TCへ移動し、4月9日に栗東・寺島良厩舎に入厩した後はキャンター調教を順調に行い、15日にはゲート試験に合格しました。その後は栗東近郊の島上牧場を経由して山元TCに戻っています。500キロを超える大型馬で緩さは感じられるものの、雄大なフットワークでコースを駆けています。デビューへ向けて順調な立ち上がり具合で、早い段階での活躍も期待できそうです。

 続いては【タイトニット(牡、父キズナ、母アルティメイトラブ、栗東・今野貞一厩舎予定)】です。祖母のコイウタ(父フジキセキ)はヴィクトリアマイルの勝ち馬で、本馬の半兄であるゴッドセレクション(父ノヴェリスト)はジャパンダートダービー2着があるダート重賞路線の有望株です。

 現在は北海道・社台ファームの直線坂路コース(1000メートル)で週3~4日の登坂メニューのうち、2~3日は2本駆け上がっています。1か月のうち1週間は軽めの調整で、疲れを残さないような調整です。現状は前向きさを多少欠くような面があるものの、騎乗者が促していくことでしっかりと動けています。徐々に時計を詰めて乗りながら、気持ちを引き出すようトレーニングを重ねていくようです。

 次は【マスクトディーヴァ(牝、父ルーラーシップ、母マスクオフ、栗東・辻野泰之厩舎予定)】です。祖母のビハインドザマスク(父ホワイトマズル)は現役時10勝。スワンS、セントウルS、京都牝馬Sの重賞3つを制しました。一族からはジャパンダートダービー2着、JBCクラシック、チャンピオンズC3着のサンライズソア(牡、父シンボリクリスエス)、阪急杯2着のオメガヴェンデッタ(セン、父ゼンノロブロイ)が出ています。

 現在は北海道・社台ファームに在厩しており、ここまで順調に調整をしていましたが、この中間に右飛節後種を発症したため、少しの期間調教を休止。すでに調教を再開しており、徐々にピッチを戻していきます。休養させたことで馬体はフックラとし、落ち着きが出たことで、心身ともに成長がうかがえるようです。

 次は、【ベルビューポイント(牝、父キタサンブラック、母ドバウィハイツ、栗東・高野友和厩舎予定)】です。父は初年度から皐月賞2着イクイノックスを出すなど、絶好の滑り出し。ドバウィ産駒の母ドバウィハイツは、米G1・イエローリボンS、ゲイムリーSの勝ち馬で報知杯フィリーズレビュー優勝のリバティハイツ(牝、父キングカメハメハ)、きさらぎ賞3着ランドオブリバティ(牡、父ディープインパクト)を出しました。

 現在は北海道・社台ファームで直線坂路コース(1000メートル)では週3日、3ハロン48秒ペースを目安に乗り、そのうち1日は2本の登坂メニューを基本としています。良血馬らしい動きや背中の柔軟性など、現状でもポテンシャルの高さを感じさせているものの、更に良化の余地を残しています。今後も状態を見極めながら調教を進めていくようです。

 最後は、【マラキナイア(牝、父ジャスタウェイ、母カウアイレーン、栗東・吉岡辰弥厩舎予定)】です。キングカメハメハ産駒の母はクイーンS3着など、現役時5勝。繁殖としては、今年のサウジアラビア・レッドシーターフH、ドバイ・ゴールドカップと海外重賞2連勝を挙げたステイフーリッシュ(牡、父ステイゴールド)を送りました。

 北海道・社台ファームでの調教を順調にこなし、3月14日に宮城県の山元TCに移動。同23日には栗東トレセンに入厩し、4月7日には2度目のゲート試験で、無事合格を果たしました。4月14日に再び、山元TCへ放牧に出ています。最新の馬体重は440キロ台と大柄ではないものの、自身の馬体を余すことなく活かした力強いフォームは見栄えがします。この調子で早期デビューへ向け、乗り込みを進めていくようです。

上記の馬たちが所属する社台サラブレッドクラブでは、2022年度新規会員を募集中です。詳細については、ホームページ(https://www.shadaitc.co.jp/)をご覧ください。

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