フィギュアスケート男子で北京五輪銀メダルの鍵山優真が2日、横浜市内で所属契約を結ぶオリエンタルバイオのスケート部設立会見に登場した。22年四大陸選手権銅メダルの三浦佳生、女子で4回転を跳ぶ住吉りをんも仲間に加わり、「三浦選手は、将来を背負っていく選手。僕も負けていられない。お互い高め合っていきたい。住吉選手も4回転を習得したり、たくさん挑戦している姿がかっこいいなと思う。オリエンタルバイオスケート部ができて、新たな仲間として高め合っていければ」と話した。
金メダルを目指す26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に向けても、新たなスタートを切る今季。「目の前の課題、目標をコツコツクリアしていくのが1番大事。表現力だったり、スピンだったり、自分はオールラウンダーを目指している。もっともっとそういう部分を磨いて、自分が理想としているフィギュアスケーターになれたらいいなと思っています」と力を込めた。
会見では、鍵山からのサプライズで写真集発売も発表された。「五輪の写真をメインに。それだけじゃなく、ノービスとかジュニア時代の頃からの成長過程を記録した写真集になっていると思うので、ぜひ見て欲しいです」とアピールした。発売時期は6月中旬頃だという。