◆B1リーグ第35節 川崎ブレイブサンダース76―68アルバルク東京(4月30日、とどろきアリーナ)
B1リーグの川崎ブレイブサンダースは、アルバルク東京を76―68で下し、4連勝で今季39勝目(13敗)を飾った。
第1クオーター(Q)の川崎は、先制を許すもジョーダン・ヒースのアリウープを手始めに10―2とリード。その後も得点を積み重ね、19―13で先行した。
第2Qは、中盤で1点差に追い上げられるも、藤井祐真が3ポイント(P)を含め7連続得点を決めて突き放した。残り20秒には、ヒースのアリウープダンクがさく裂し、41―31で前半を終えた。
第3Qは、開始からA東京に押され、残り7分で2点差とされた。それでもニック・ファジーカスを起点に得点を奪いリードを維持。終了間際は、マット・ジャニングが3Pを決め、58―48と再びリードを10点に戻した。
第4Qは、得点源のファジーカスが4つ目のファウルでベンチに下がるも、藤井の3Pなどでピンチを脱出。その後も、藤井がゴールアタックを仕掛け攻撃をけん引するなど、リードを維持し76―68でタイムアップ。食らいつくA東京を振り切り、4連勝で今季39勝目を飾った。
チームを勝利に導いた藤井は「簡単に勝てる相手ではないということを選手の間で話して試合に入ったので、気持ちの面でも絶対に負けないという意識で臨んだ。ディフェンスもそうですが、リバウンドやルーズボールがしっかりと取りきれたところが非常に良かった」と試合を振り返った。