【高校野球】盛岡中央の最速149キロ右腕・斎藤響介、5回10奪三振の好投

先発して5回を投げ、2安打10奪三振と好投した盛岡中央・斎藤
先発して5回を投げ、2安打10奪三振と好投した盛岡中央・斎藤
先発して5回無失点に抑え、ベンチでチームメートとグラブを合わせる盛岡中央・斎藤(左)
先発して5回無失点に抑え、ベンチでチームメートとグラブを合わせる盛岡中央・斎藤(左)

 盛岡中央の最速149キロ右腕・斎藤響介投手(3年)が、今年初の公式戦となる盛岡南との1回戦に先発した。5回を投げて2安打10奪三振と好投をみせ、チームも10―3で7回コールド勝ちした。視察に訪れたスカウト陣にアピールした。

 緊張感を漂わせるチームを落ち着かせるかのように、盛岡中央・斎藤が三振の山を築いた。5回を投げて毎回の10奪三振、77球の力投で無失点。「初戦で緊張したところがあったけど、試合に入ってからは少しずつほぐれてきて強い球が投げられるようになった」と笑顔で振り返った。

 この一戦では、昨年まであまり使わなかったフォークとチェンジアップを“解禁”。握り方などを研究して精度を高めた球と、この日最速143キロの直球を組み合わせた。奥玉真大監督は「速い球だけでなく、打者を見ながら試合をつくれるようになった」。春先に練習自粛期間などがあり、万全の状態で迎えたわけではなかったが、チームを勝たせる投球を披露した。

 スタンドには4球団のスカウト陣が視察。ロッテ・榎康弘スカウト部長は「この時期に140キロを超える球を投げている。伸びしろやポテンシャルを感じる」、楽天・益田大介スカウトは「まだまだ。これからもっと上がっていくでしょう」と評価した。打線は2番・佐々木優吾二塁手(3年)が1回の先制ソロ弾を含む4打数3安打3打点など、13安打10得点。エースの好投に力をもらった。

 「(10奪三振は)高めの浮いた球を振ってくれた感じだったので…。ストライクゾーンに集めて三振を取れるようにしたい」と前を見据えた斎藤は、「春に150キロを出したい」と自己最速更新を誓った。ここからさらに調子を上げ、花巻東や盛岡大付などの強豪私立勢をねじ伏せてみせる。

(有吉 広紀)

 ◆斎藤 響介(さいとう・きょうすけ)2004年11月18日、岩手・滝沢市生まれ。17歳。滝沢小3年時に竹の子スポーツ少年団で野球を始める。滝沢中では軟式野球部に所属。盛岡中央では1年夏からベンチ入り、2年夏からエース。177センチ、72キロ。右投右打。家族は両親と姉。

先発して5回を投げ、2安打10奪三振と好投した盛岡中央・斎藤
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