◇バスケットボール◇B1リーグ第35節(30日、青山学院記念館) レバンガ北海道60―82SR渋谷
レバンガ北海道はSR渋谷に60―82で敗れ、2連敗。通算19勝33敗。リーグ得点ランク8位(17・7点)のデモン・ブルックス(29)が、前試合(27日)A東京戦で右足を故障し離脱。リーグ得点王(平均24・3点)ショーン・ロング(29)との“最強助っ人コンビ”の片翼をそがれた影響が、勝敗に響いた。
渋谷の激しい守りを攻めあぐみ、前半を6点ビハインドで折り返し(30―36)。第3Qはベンドラメ礼生(28)らに3Pを連続して決められ、一気に引き離された。マークが集中したロングは22得点、11リバウンドの7戦連続ダブルダブルと気を吐いたが、チームの3P決定がわずか2本で、今季最少タイ60得点にとどまった。
佐古賢一HC(51)は「前節の試合でブルックスがケガをしてしまったことが、全体の士気にも影響した。相手ディフェンスのプレッシャーにミスも重なり、オフェンスのリズムも悪くなった」と振り返った。
先発で7得点、4リバウンドと奮闘したダニエル・ミラー(30)は「リバウンドからもチャンスを与えてしまったので、明日はしっかり修正して臨みたい」と今季アウェー最終戦での雪辱を誓った。