【楽天】早川隆久、昨季パで唯一勝ち星ないソフトバンク戦で初の“鷹狩り”狙う

キャッチボールで調整する早川
キャッチボールで調整する早川

 楽天の早川隆久投手(23)が、今日30日のソフトバンク戦で自身初の“鷹狩り”を狙う。29日の楽天対ソフトバンク戦(楽天生命)は、降雨のため中止に。30日の同カードは予定通り早川が先発する。

 新人だった昨季はソフトバンク戦は5試合に登板し0勝2敗。計26回1/3を投げ、13失点で防御率は4・44。パ・リーグでは唯一、勝ち星を挙げられなかった相手だ。難敵には違いないが、苦手意識はない。「特に考えていないです。(過去に)勝っていようが負けていようが、自分のすることは変わらない」と闘志を燃やした。

 雨が降りしきる中、本拠地で軽めの調整。前回登板の西武戦(22日、ベルーナ)では7回4安打1失点と好投したが、今季初黒星を喫した。「ボールが高めに浮いているのが多かった。高めを生かすのもそうですけど、低めに投げた中で高めを生かしていけたら」。丁寧に低めを突いて、相手を封じる構えだ。

 今季は3試合に登板して2勝1敗、防御率0・86。新たに習得した縦スライダーも武器に、安定した投球を見せている。「自分のピッチングをするだけかなと思います」と2年目左腕。今季初、自身6度目となるソフトバンク戦で、しっかりとチームを勝利に導く。(高橋 宏磁)

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