篠原信一さん「強かった! これぞ斉藤魂でしょっ!」恩師・斉藤仁さんの息子・立の初優勝を大絶賛

篠原信一さん
篠原信一さん

◆柔道 全日本選手権(29日、日本武道館)

 体重無差別で争われ、斉藤立(たつる、20)=国士舘大=が初優勝を飾った。決勝で、男子100キロ超級の現世界王者・影浦心(26)=日本中央競馬会=に14分21秒の激戦の末、足車で技ありを奪って優勢勝ちした。父で95キロ超級五輪2連覇の故・仁氏(享年54)も1988年大会を制しており、史上初の親子優勝も達成した。

 故・斉藤仁氏と師弟関係だった1998~2000年の全日本3連覇、00年シドニー五輪100キロ超級銀メダルの篠原信一氏(49)が、恩師の愛息・立の史上初親子制覇を「強かった! これぞ斉藤魂でしょっ!」と大絶賛した。

 立の決勝の戦いぶりに現役時代に恩師が畳の外から絶叫していたことを思い出した。「斉藤先生のことだから天国から『ガンガン、行け~』『休むな~』と叫んでいましたね。うるさすぎて天国で注意されて退場させられたと思います(笑い)」。風貌(ふうぼう)を「後ろ姿、立ち居振る舞いはそっくり」と評し「立が僕の目の前に立ったら思わず『あっ、斉藤先生』と頭を下げてしまいますね」。

 恩師の教えは「『全日本覇者が世界で一番なんだ。五輪、世界選手権はその次』。立も幼少期からお父さんからそう教えられてきたと思います」と篠原氏。立の24年パリ五輪の代表争いでは、元男子代表監督の視点から「半歩、前にいる。経験を積めばさらに強くなる」と語っていた。

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