【巨人】山崎伊織の父・厚志さん手記「巨人の選手名鑑に名前書いて」と小学校低学年でねだった息子

6回2死三塁、右前適時打を放ち、塁上でガッツポーズをする山崎伊(カメラ・中島 傑)
6回2死三塁、右前適時打を放ち、塁上でガッツポーズをする山崎伊(カメラ・中島 傑)

◆JERAセ・リーグ DeNA0―7巨人(28日・横浜)

 プロ初勝利を挙げた巨人・山崎伊の父・厚志さん(54)はこの日、兵庫・明石市内の自宅でテレビ観戦。けがを乗り越えてウィニングボールをつかんだ息子に、感激の手記を寄せた。

 伊織、初勝利おめでとう。本当に良かったです。伊織が一番ほっとしていると思います。選手の皆さん、監督、コーチ、スカウトやトレーナーの皆さん、寮の皆さんなど、お世話になっている方々に感謝ですね。やっと皆さんへの恩返しが始まった感じかな。

 ここまで長くてしんどかったと思います。夢だったプロ野球選手になったとき、入団から1年遅れで今年のキャンプに参加できたとき、オープン戦で登板したとき、公式戦の初登板、そしてきょうの初勝利。時間はかかったけど、一歩ずつ進んできたなと実感しています。

 いつも次のステージに進むときにはどこかけがしていて、思うように野球ができない状態でした。それでも、「しんどい」とか「やめたい」とか一度も聞いたことはなかったし、父さんからも聞くことはしなかったな。

 公式戦で投げるようになって、久しぶりに昔の写真や子供の頃のものを見ました。小学校低学年の頃にジャイアンツの選手名鑑のところに自分の名前を書いてくれと言って、母さんが書いてくれましたね。自作のプロ野球カード、他には小学校の先生との交換ノートには毎週野球のことしか書いていませんでした。

 中学・高校の頃は食べても食べても体重が増えず苦労していました。大学で帰省した時に少し大きくなったと思ったけど、プロになって久しぶりに会ったら、体重が増えているだけでなく、体形が変わってすごく大きくなったなと感心していました。人にはそれぞれに合った、良いタイミングがあるんやなと思います。自分を信じてこれからも地道な努力を続けてください。まだまだ伸びしろはある!

 お世話になった皆さんへの感謝を忘れることなく、勝ち星を積み上げていってほしい。そして、チームの皆さんや多くのファンにかわいがられる選手として1年でも長くプロ野球選手を続けてほしいです。母さん、父さんは一番の、一生涯のファンとして、少しでも長く応援するのが夢です。お姉ちゃんも、実家にいるバロンもハリスも、天国にいるルフィもロデムも、応援しています。今も頑張ってると思うけど、「頑張れ伊織!」。

山崎伊の少年時代に撮った記念写真(上段左から、母・美佐さん、父・厚志さん、下段左から愛犬・ルフィ、本人、愛犬・ロデム、姉・あかねさん=厚志さん提供)
山崎伊の少年時代に撮った記念写真(上段左から、母・美佐さん、父・厚志さん、下段左から愛犬・ルフィ、本人、愛犬・ロデム、姉・あかねさん=厚志さん提供)

試合詳細
6回2死三塁、右前適時打を放ち、塁上でガッツポーズをする山崎伊(カメラ・中島 傑)
山崎伊の少年時代に撮った記念写真(上段左から、母・美佐さん、父・厚志さん、下段左から愛犬・ルフィ、本人、愛犬・ロデム、姉・あかねさん=厚志さん提供)
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