◆JERAセ・リーグ 広島―ヤクルト(28日・マツダスタジアム)
広島が、勝ち越しを許した。
0―0の4回無死一塁で坂倉が3ランを放ち、先制に成功。先発の九里は7回を今季最多タイの116球を投げ3安打無失点が好投した。
2点リードの展開だったが、8回から2番手に中崎が登板。代打の川端を遊撃・小園の好守で1アウトを取ったが、太田、青木、山田に3者連続四球を与え満塁のピンチを招くと、村上にセンターへの同点2点打を許し、同点に追いつかれた。1死一、二塁で島内に交代。塩見に四球を与え再び満塁となり、長岡に押し出し四球で勝ち越しを許した。流れを止められず、オスナにもセンターへの2点打を浴びた。
1死一、三塁からルーキー・黒原が登板。松本直、適時打、その後2死満塁で代走に入っていた山崎に打席が回り、走者一掃となる右越え二塁打。打者一巡の猛攻に遭い、この回一挙9点を失った。