◆B1リーグ第34節 川崎ブレイブサンダース92―77千葉ジェッツ(27日、とどろきアリーナ)
B1リーグの川崎ブレイブサンダースは、千葉ジェッツを92―77で下し、3連勝で今季38勝目(13敗)を飾った。
第1クオーター(Q)の川崎は、序盤からパブロ・アギラールのポストプレーを起点に得点すると、守りでも千葉にペイントエリアで仕事をさせずゴールを死守。中盤以降は、藤井祐真の得点などでスコアを伸ばし、27―20と先行した。
第2Qは、開始早々から千葉の猛攻を受けながら、増田啓介らの得点でリードを維持。その後も、逆転のチャンスを与えるも、ジョーダン・ヒースのダンクなどで持ちこたえ、45―44で前半を終えた。
第3Qは、わずかなリードで試合が進むと、残り3分を切り連続ファストブレイクで6点をリード。終盤でも、篠山竜青の連続得点などで点差を維持し、72―66で最終Qに臨んだ。
第4Qは、開始から5分間を2得点に抑えディフェンスで圧倒。勢いに乗った川崎はオフィシャルタイムアウトまでに15点差まで広げた。その後も、藤井の3ポイントなどで得点を積み重ね、92―77でタイムアップ。後半で一気に突き放した川崎が、3連勝で今季38勝目を手にした。
勝利に貢献した藤井は「一人ひとり本当に気持ちが入ったプレーをしていたことが出だしのところで現れた。チームの課題でもあるゲームクロージングのところでも最後までしっかりとリードを保つことができ、チームとして成長したと思う」と試合を振り返った。