◆JERAセ・リーグ 阪神3―1中日(27日・甲子園)
中日が守備のミスで逆転を許し、4位・ヤクルトにゲーム差なしと迫られた。1点リードの2回2死二塁で遊撃・京田の適時失策で同点に追いつかれると、続く3回には阿部の送球エラーからピンチを招き、逆転を許した。立浪和義監督は甲子園での守備の難しさを認めつつも、選手の巻き返しに期待した。以下は一問一答。
―守備のミスから失点
「久しぶりの土のグラウンドで痛いエラーは出たんですけど、まあ明日またしっかり練習してね。明日はミスがないように。ミスがしたらこうして負けるんでやっていかないといけないですね」
―三重殺もあった
「あれ多分、とっさ的にランナーが出たから(京田が)タッチしにいったんでしょうけど、結果的にアウトなったから良かったんですけど、あれフォースプレーでしょ。だからとっさに出ているランナーにタッチしにいくのは分からんでもないけど、ああいうプレーもあるんでね。次は普通にベースに触れておけばアウトなんでね」
―その後、京田を呼んで話していたが、封殺の話か
「そうです。そうです。あれ『ベース踏んでなかったやろう』と言ったら、『はいタッチにいきました』と。次はそんなことはないようにね。結果はトリプルプレーになったんですけど、リクエストでセーフと言われたらタイミングが際どかったんで。相手のミスから流れを持っていかないとね。その次の回、チャンスはあったんでね」
―死球を受けた大島は
「骨には異常はないんで、明日様子を見てになると思うんですけど」
―試合中に病院
「そうです。明日出られるかどうか分からないですけど」
―勝野は負傷降板
「ちょっとこのへん(左脇腹付近を抑え)に違和感があったと言ったんですけど、ちょっと一回、抹消しないといけないですね。脇腹じゃないですかね。このへんがちょっと違和感が」
―9安打で1得点だった
「よくあと1本と言われますけど、決して打てていないわけじゃないんですけど、初回の1点だけでね。確かに西勇も初回から良かったしね。打ち崩すことは難しいんですけど、その2点(差)がすごく重かったですね。今日は。十分追いつける点数ではあるんで、明日また早く点取れるように。打順も考えながらやっていきたいと思います」
―勝野の投球内容は
「立ち上がりから良かったと思いますよ。足引っ張られた中で1点に抑えていたしね。結果的には3点になったんですけど、全然悪くなかったと思います」
ー阪神から初黒星は痛いか
「そんなことはないですよ。どこに負けても痛いんですけど、阪神だって元々、力のあるチーム。そりゃ最初はつまずいたけど、これから必ず上がって来るチームだと思いますし、3-1というスコアのわりには完全に負けたような。それはミスがあったからかもしれないですけど」