箱根駅伝で大東大を率いた奈良修氏が高校駅伝の強豪・豊川高の新監督に就任 高校生の指導は初

流通経大メンバーの練習を見つめる奈良修監督(右)
流通経大メンバーの練習を見つめる奈良修監督(右)

 高校駅伝の強豪、愛知・豊川高校は26日、駅伝部男子チームの監督として、大東大と流通経大の監督経験を持つ奈良修氏が5月1日付けで就任することを発表した。

 豊川高校は、これまで全国高校駅伝で男子が1回、女子が4回の優勝を誇る全国屈指の強豪校。しかし、昨年の全国高校駅伝では男子チームは43位と苦戦し、女子チームは2年連続で出場権を逃した。

 立て直しを図る男子チームの監督として白羽の矢が立ったのが奈良氏だった。大東大時代、箱根駅伝5区で活躍し、2度の優勝の立役者となった奈良氏は2008年から19年まで母校の大東大を率いて箱根駅伝シード権獲得などに貢献。20年から今年3月末まで流通経大の監督を務めていた。選手に寄り添った細やかな指導には定評がある。高校生の指導は初。その手腕が注目される。豊川高校によると「奈良氏との雇用契約は期間1年で更新4回までの常勤事務職員」という。

 前任の土屋貴幸監督は、まだ27歳と若いこともあり、本人が希望し、51歳の奈良新監督をサポートしながら指導者として成長を目指すという。また、女子チームは引き続き、臼井康善監督が率いる。

 ◆奈良 修(なら・おさむ)1971年1月9日、東京都生まれ。51歳。89年に保善高から大東大に入学。箱根駅伝では4年連続で5区を走り、1年区間賞、2年区間2位、3年区間賞、4年区間12位。体調不良だった4年時を除き、天下の険で大活躍し「山上りのスペシャリスト」と呼ばれ、1、2年時には優勝を経験した。卒業後、日清食品などで活躍。2008年に大東大監督に就任した。長男・凌介(現ヤクルト)も大東大の選手として箱根駅伝に3回出場(1年5区19位、2年4区16位、3年4区5位)し「親子鷹」として箱根路を共に戦った。

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