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【社会人野球】大阪ガスのドラフト候補右腕・河野佳、全12球団視察の中、5回2/3を3失点で敗戦投手に

今季初の公式戦登板となった大阪ガスの河野佳
今季初の公式戦登板となった大阪ガスの河野佳

◆社会人野球JABA京都大会 ▽リーグ戦Aブロック 三菱重工East4―1大阪ガス(25日・わかさスタジアム京都)

 大阪ガスの今秋ドラフト候補右腕・河野佳(けい)が今季公式戦初登板。NPB全12球団のスカウトが視察するなか、5回2/3を7安打3四球3失点で社会人3年目にして公式戦初黒星を喫した。

 初回は3者凡退に抑えたものの、2回に初安打を浴びると3回には連打と送りバントから1死二、三塁とされ、失策から先制点を献上した。6回にも2点を失い、この日3個目の四球を与えて2死満塁とされたところで降板。「何とか1点で粘って、終盤につなげたかった」とうなだれた。

 この日の反省点には「場面場面で、ボールが弱かった」と球威を挙げた。社会人2年目の昨年は6月の日本選手権で優勝し、4試合計19回無失点で最高殊勲選手賞を獲得。当時の状態と比べて現在の状態は「60~70%くらい」という。

 広陵(広島)では2度、甲子園に出場した最速151キロ右腕はロッテ・佐々木朗、オリックス・宮城、ヤクルト・奥川らと同学年。「身近な存在である分、刺激ももらえるし、自分も頑張らないと、と思う」。初黒星の悔しさを糧に、成長につなげる。

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