◆Xゲーム 最終日(24日、千葉・ZOZOマリンスタジアム)
スケートボード男子パーク決勝が行われ、今月10日の日本オープンを制した永原悠路(ALUT)が4位に入った。世界最高峰の大会で強豪と渡り合い「決勝に行けるとも思っていなかったのでびっくり。緊張より、楽しい大会だった」と満足そうに振り返った。種目第一人者の笹岡建介(MKグループ)は7位だった。
予選を8位で通過した永原は、決勝を第1滑走でスタート。「盛り上げたかった。お祭り気分だった」と一発目からダイナミックな滑りを披露。その後も計4回の試技を攻めに攻めまくり「やりたい技を全部出し切れたので悔いはないです」とすがすがしい表情だった。
今後の目標については「東京五輪を見ていて自分も出たいと思った。パリ五輪を目指して頑張ります」と力を込める。大舞台でも物おじしない16歳は「今回の経験を生かして、もっと技の難易度を上げていきたい」と頼もしい。期待の新星が、男子パーク界を盛り上げていく。