◆パ・リーグ オリックス3―6ロッテ(24日・京セラD大阪)
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が先発。5回90球、2失点でリーグトップタイの3勝目をマークした。
初回先頭の福田に右前安打を許し、17イニング連続完全投球、52人連続アウトでストップした。
2回には白井球審に詰め寄られて態度を注意されるような一幕もあり、その際には井口監督もベンチを出て白井球審と話をした。
4回まではゼロを並べて22イニング連続無失点。5回に無死満塁から投ゴロ併殺の間に1失点、吉田正の適時二塁打で2点目を失ったが、1点リードを守って勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。
この日は4奪三振。今季5登板目で初の10K未満だった。自身4試合ぶり、打者95人ぶりに四球を出して3四球、2死球で計5四死球も要所で粘った。直球の最速は164キロだった。
井口監督は試合後、「球数は増えてしまいましたけど、いろんな判定も含めてイライラして投げていたみたいですけど、その中でしっかり5回でしたがゲームをつくってくれました」と評価した。
その上で朗希に詰め寄った白井球審については「球審はもっと冷静にやらないといけないと思いますし、当然判定に対しては何も我々は言ってはいけないと思います。球審ももっと冷静にいかないと一番裁いている人なので。あそこは冷静にいきましょうよという話をして」と注文して改善を求めた。
白井球審が詰め寄る直前の佐々木朗の様子については「しょうがないんじゃないですか。本人がストライクと思うところをボールと言われているので。そこは審判は流すところなので」と話した。