◆Xゲーム 最終日(24日、千葉・ZOZOマリンスタジアム)
スケートボード女子ストリート決勝が行われ、東京五輪銅メダルの中山楓奈(ムラサキスポーツ)が銀メダルに輝いた。同大会で初めてメダルを獲得し「自分が見せたかった技を成功することができてとてもうれしかったです」と語った。
予選を2位で通過した中山は、決勝3本目の試技をミスなく滑り終えると、腰のあたりで小さくガッツポーズ。2位に浮上し、普段はあまり変えない表情を少しほころばせた。「五輪の時はまだ練習してなかった技を今大会で決めることができてうれしいです」。東京五輪からの成長を、心から喜んだ。
メダリストとして臨む今大会へ「プレッシャーを感じていました。緊張していた」と明かす。それでも重圧に負けずしっかりと銀メダルをつかみ取った16歳は「最後のランで全部決めることができたけど、1本目と2本目の時に失敗した技とかがあった。完全に満足はできてないです」。さらなる高みを目指し、今後も一層の努力を重ねていく。