小栗旬、「鎌倉殿の13人」北条義時役へ心境「現場は楽しいのに、しんどくなってきた」

スポーツ報知
北条義時を熱演している小栗旬

 俳優の小栗旬(39)が22日、主演するNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜・後8時)のオンライン取材会を行い「正直(メンタルが)しんどい」と心境を明かした。

 小栗が鎌倉幕府の第2代執権・北条義時を演じる物語。17日放送の回では、義時が上総広常(佐藤浩市)を意図せずだました形になり、広常は公開処刑された。小栗は「義時は常に『次どうする?』と考える役。最初は楽しかったのに、だんだん『次は誰をどうはめるか…』となってくる。現場は楽しいのに、しんどくなってきた」と漏らした。

 広常の最期は、佐藤が壮絶な斬られっぷりを演じ、SNSなどで大反響に。小栗も「あの日は、この撮影で数本の指に入るくらいピリッとしていた」と振り返る。佐藤とは会話もせず「最後にこっち向いて少し笑顔だったのは、どういうメッセージだったのかな」と思い悩んだという。

 前半のクライマックスで、第18回(5月8日放送)で描かれる壇ノ浦の戦いにも言及。有名な「八艘(はっそう)跳び」も披露し、平家滅亡の立役者にもなる源義経役の菅田将暉(29)について「底知れない人。現場で悩んでいるそぶりを見せないのに、いつお芝居のことを考えているんだろう」と、つかみどころのない側面を語った。

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