フィギュアスケート北京五輪団体銅メダルで、個人戦5位の樋口新葉(明大)が22日、都内の明大駿河台キャンパスで行われた特別功労賞贈呈式に出席した。過去に阿久悠氏、星野仙一氏、北野武氏らが受賞した名誉ある賞で、樋口が37人目として名を連ねた。
会場を埋めた学生の前で緊張の面持ちで壇上に立った樋口は「このような賞をいただけて、とてもうれしく思っています。これからももっと成長できるように頑張って行きたいと思います。みなさんと同じで学生でもあるので、文武両道でみなさんと頑張って行きたいです」と述べた。
学長の大六野耕作氏から「明治大学の精神『前へ』を体現してくれた。成績も優勝」と賛辞を贈られた。4月に4年生になった樋口は2つのゼミに所属。「スポーツの採点におけるAI」と、「野球のコーチング」について学んでいる。「しっかりみんなと同じように勉強している。スポーツ推薦で入っても、ここまで頑張れるということを知って欲しい」と話した。