【HAKONE LIFE】創価大・嶋津雄大「5年生」の目標は「マラソンの土台を広げられる一年に」

スポーツ報知
弱視のハンデにめげず、力走する創価大・嶋津雄大

◆創価大 嶋津雄大(22)

 創価大の「顔」が元気に5年目のシーズンを走り出した。15日、神奈川・レモンガススタジアム平塚で行われた日本学生個人選手権男子1万メートルで創価大がワンツーフィニッシュを決めた。葛西潤(4年)が28分30秒65で優勝。28分38秒27の2位に嶋津が続いた。2人そろって世界ユニバーシティ大会(7月、中国・成都)日本代表に選出された。

 選手登録では4年生の嶋津は「5年生」。3年時の春から夏にかけて休学したため、もう1年、大学に残った。5年目の目標について笑顔で語る。「今年は気を楽に、気を張りすぎずに1年過ごすこと。実業団も決まっているので、そこへ向けて“0年生”というか。マラソンの土台を広げられる一年にしたいと思います」

 1年時に箱根駅伝の予選会と本戦いずれも選手登録されなかったため、5年目も出場資格を持つ。

 これまで3回の箱根路では全て激走した。2年時は10区で区間新記録(当時)をマークし、チーム初のシード権獲得の立役者に。3年時は4区区間2位の快走でチーム史上初めて首位で中継所にタスキをつないだ。4年時は再び4区を走り、区間賞を獲得した。

 生まれつき「網膜色素変性症」という病気で視力が弱いハンデを持つ。この先、さらに見えにくくなる可能性もあるが、それも「運命」と受け入れて前を向く。5年目は「気を張りすぎずに」と言うものの、いざ箱根駅伝本番では、またドラマチックな熱い走りが期待される。(竹内 達朗)

 ◆嶋津 雄大(しまづ・ゆうだい)2000年3月28日、東京・町田市生まれ。22歳。堺中1年から陸上を始め、若葉総合高3年時に「箱根駅伝の登竜門」といわれる青梅マラソン高校10キロの部優勝。18年に創価大文学部入学。趣味・特技はライトノベル執筆。170センチ、55キロ。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×