ロッテの佐々木朗希投手(20)が当初の予定通り、中6日で24日のオリックス戦(京セラD)に先発する。井口監督は21日、「予定通り行きます」と明言。開幕から中6日が続いているが、登板後の状態を見極めた上でゴーサインを出した。
佐々木朗は10日のオリックス戦(ZOZO)で、史上最年少での完全試合を達成。続く17日の日本ハム戦(ZOZO)でも8回完全14Kでマウンドを降り、17回完全イニングを継続中だ。2試合連続完全試合はならなかったが、日本人最長タイの25イニング連続奪三振をマーク。打者52人連続斬りも続いている。
相手は2週間前と同じオリックス。指揮官はその後の登板について「24日次第」とし、「その先はまた考えようかなと。朗希、トレーナー、アナリスト含めて前向きな話をしている」と説明した。交流戦前に出場選手登録を抹消して休養を与えるプランもある。
圧倒的な投球続きで人気もうなぎ登りだ。完全試合グッズ第1弾として販売したレプリカユニホームは、たった1日で昨年1年間の売り上げの1・5倍を記録。22日からは第2弾として、ビックリマンシールデザインのグッズを9種、受注販売する。佐々木朗は「大変うれしく思いますし、光栄です。皆様の期待に応えられるように頑張ります」と気合を入れ直していた。