◆第57回フローラS・G2(4月24日、東京・芝2000メートル)追い切り=4月20日、栗東トレセン
オークスの優先出走権(2着以内)獲得を目指すルージュスティリア(牝3歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)は、坂路で55秒8ー12秒0。叩き2走目で上昇気配の漂う動きに、藤原調教師も「素軽くなっていますし、精神的に落ち着いている」と手応えをにじませた。
7か月ぶりだった前走のチューリップ賞はスタートで大きく出遅れたことが響いて6着に終わったが、上がり33秒9は最速タイ。昨年8月の新馬戦では桜花賞馬のスターズオンアースに勝利しており、秘める能力は高い。「桜花賞への出走はかなわなかったが、オークスを見据えて今回のレースで勝ち負けできる馬だと思いますし、その状態にあると思う」とトレーナーも自信を見せた。