【天皇賞・春】ディープボンド、抜群の動きに和田竜二騎手「弾んでいた」…１週前追い切り　

◆第１６５回天皇賞（春）・Ｇ１（５月１日、阪神・芝３２００メートル）１週前追い切り＝４月２０日、栗東トレセン

　ディープボンド（牡５歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズナ）が、天皇賞・春に向けての１週前追い切りを行った。

　和田竜二騎手を背にＣＷコースに入り、ペオース（５歳オープン）との併せ馬。計測エラーでタイムは計時されなかったが、直線はいっぱいに追って鋭い反応。前を行く相手をあっさりパスして２馬身の先着をはたした。

　これで中間は３本目の追い切り。今年初戦の阪神大賞典も順調に乗り込んでおり、来週のひと追いで悲願の盾制覇へ向けて万全の態勢が整いそうだ。

　追い切りを終えた和田竜二騎手は「１週前なので併せ馬でしっかり追いました。相変わらず弾んでいましたよ」と話し、見届けた大久保調教師も「文句なしですね。仕掛けてからの反応がよかったです」と、笑顔で好追い切りを振り返っていた。