【こちら日高支局です・古谷剛彦】ホッカイドウ競馬で2歳馬が躍動 注目の新種牡馬勢も出走へ

スポーツ報知
ホッカイドウ競馬の評判2歳ポリゴンウェイヴ

 馬産地に立脚する門別競馬場を擁するホッカイドウ競馬は、4月13日に開幕した。2歳戦が不成立となり、少々話題不足の中での開幕で、出走頭数も昨年より48頭減り(初日は20頭減、2日目が28頭減)、全10Rずつと厳しい番組だった。しかし、開幕日の売り上げは5億円を超え、2日目も5億円にもう少しで手が届く数字を残し、2日間合計で10億円を突破した。インターネット投票が93%を占めたように、開幕を待ち望んだ全国のファンに助けられた印象を受ける。

 2歳戦が行われなかった開幕週は、2018年以来4年ぶり。しかし、この時は開幕日に「スーパーフレッシュチャレンジ」が組まれていたものの、直前で濃霧が立ち込め、競走が取り止めとなったことが要因。そもそも番組が組めなかったという事象は、僕が仕事をするようになって過去21年では記憶がない。

 すでに330頭を超える2歳馬が能検に合格していただけに、14日に組まれていた「スーパーフレッシュチャレンジ1」が不成立になったのは残念だったが、スライドする形で20日5Rに組めたことは何より。1000メートルに8頭が出走するが、能検初日に800メートル47秒5と、驚異的なタイムを記録したポリゴンウェイヴ(牡2歳、北海道・田中淳)の走りは必見だ。スライドされただけに、状態の維持がポイントだったが、10日の追い切り時計を上回る、坂路3F35秒8-1F12秒2をマーク。目標にしていた1100メートルより、距離は短くなったが、持ち前のスピードと追い切りの内容を考えれば、距離短縮も不安はない。

 そして、21日は「フレッシュチャレンジ」が2つ組まれた。5Rの方は、レーヴミストラルが2頭、リアルスティールとニシケンモノノフが1頭ずつと、新種牡馬の産駒で半数を占めた1戦。また、6Rはネロ産駒が出走する。この日のメインは、古馬重賞の「コスモバルク記念」が行われ、南関東から戻ってきたワークアンドラブ(牡7歳、北海道・田中淳)や、移籍せずに満を持して調整されていたチャイヤプーン(牡7歳、北海道・村上)やリンノレジェンド(牡6歳、北海道・角川)などが登場する。今週のホッカイドウ競馬は、シーズン初の重賞に、全国で最も早い2歳戦と、話題が尽きない2日間だ。(競馬ライター)

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