ベルギー1部シントトロイデンに所属する元日本代表MF香川真司が19日、古巣であるC大阪の練習に参加した。
ベルギーリーグは4月上旬にレギュラーシーズンが終了。小菊昭雄監督によると「(香川側から)コンディションを上げたい、と希望があった」といい、クラブの了承を得ての“復帰”となった。期間は2~3週間程度。
香川は2010年夏にC大阪からドイツ1部ドルトムントに完全移籍。以降もオフの期間に自主トレに訪れることはあったが、関係者によるとチームの全体練習に混ざることは初めて。クラブの練習着を着てプレーする姿に、スカウト時代に当時高校生の香川を入団へと導いた小菊監督は「昔を思い出すような…懐かしいですね」と感無量の表情を浮かべた。17歳FW北野颯太は「俺が17歳の時より確実にすごい」と香川に声をかけてもらったことを明かし、「うれしかった。励みになります」と声を弾ませた。