◆明治安田生命J1リーグ▽第9節 鹿島0―0名古屋(17日・カシマスタジアム)
採点と寸評は以下の通り。
長谷川健太監督【6・0】3バックの導入で守備に一定のメド
GKランゲラック【6・5】今日は特に見せ場なしか…と思いきや、後半ロスタイムに神の指
DF中谷進之介【6・5】空中戦も地上戦も堅実にファイト。守備面ではあと少しラインを高めに設定する場面が、攻撃面ではもう少し持ち運ぶ場面があってもいいか
DF藤井陽也【6・5】脇を固める2人の実力者に支えられながらイキイキとプレー。この日得られた自信は相当なものだったはず。MOM
DF丸山祐市【6・5】安心感をもたらす安定感。藤井が倒れたシーンでは鹿島ゴール裏とボディーランゲージでコミュニケーションを取り、まさかの拍手を受ける。リーダーシップの鬼
MFレオシルバ【5・5】馬力はあったが精度自体は今ひとつ。中盤から持ち運ぶ能力を発揮したかった
MF稲垣祥【5・5】中央に寄ろうとする相手サイドハーフを目と体で制した。守備偏重の中でも攻撃時は「なぜそこに」の動きがもっと欲しい
MF森下龍矢【5・5】純粋な5バックなら十分に及第点だが、ウィングバックはDFではなくMF。もっと持ち味が出せるはず
MF相馬勇紀【6・0】サイドバック的動きも的確にこなし、ハイボールの競り合いも奮闘。不慣れなはずのセットしたスローインも結構うまいし、そして意外と飛距離が出る
MF仙頭啓矢【5・5】ボールが入って前を向けばチャンスをつくったが、そもそもボールが入って前を向けたのは数えるほどだった。一人で解決できる問題ではないが
FWマテウスカストロ【5・5】守備強度や裏抜けの意識は合格点。FW起用時はサイドよりも仕掛けの数自体が減る分、成功率を高めたいところ。サイドに逃げるのが正解なのかは状況次第
FW金崎夢生【5・0】ボールを収められず、五分五分の競り合い勝率も5割を大きく切る。シュート0本で無念の途中交代
FW柿谷曜一朗【5・5】後半30分IN。前線で汗をかくも起点になれず
MF斎藤学【5・0】後半30分IN。これといったハイライトがなく、攻撃がトーンダウンしてしまった
MF吉田豊【6・0】後半36分IN。投入直後のプレーで球際を制し、格の違いをみせる。守備的な選手だが、森下や相馬とは違う役割でチームの攻撃力を上げられる選手
MF内田宅哉【5・0】後半36分IN。やることなすこと全てが悪い方に転がってしまった
MF阿部浩之【―】後半47分IN。出場時間短く採点なし
松尾一主審【4・5】眼鏡をかけるべき
※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ