朝比奈沙羅は準決勝敗退 コロナから復帰1週間で調整も「体調管理も含めて自分の実力」…全日本女子選手権

◆柔道 皇后杯全日本女子選手権(17日、横浜武道館)

 体重無差別で争われ、78キロ超級で世界女王の朝比奈沙羅(ビッグツリー)は準決勝で敗れた。橋本朱未(コマツ)に11分6秒の熱戦の末、指導3つによる反則負け。2017年大会以来、2度目の優勝には届かなかった。

 朝比奈は大会直前に新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定され、2日の全日本選抜体重別選手権大会を欠場した。8日まで入院生活が続き、稽古再開から約1週間で臨んだ。前日会見でも体力面の不安を打ち明けていたが、長期戦となった準決勝は終盤は技が出ず「柔道始めて20年近く積み上げてきた自分の技術を信じてやったけど、最後はスタミナの部分で負けてしまった。体調管理も含めて自分の実力」と真摯(しんし)に受け止めた。

 退院後の1週間は、決勝までの5試合に備えて乱取りを5本に絞って集中して行うなど、本番を想定した練習を重ねた。急ピッチではあったが、昨年6月の世界選手権と比べて8~9割程度の状態までは持ってきていた感触があった。それでも「決めきる部分では練習の差が出てしまったのかな」と肩を落とした。

 78キロ超級の世界選手権(10月・タシケント)代表は大会後の強化委員会で決まる。ライバルの冨田若春(コマツ)の優勝で厳しい立場とはなったが「選んでいただけたら、任せて良かったなと思ってもらえるように10月まで準備したい」と心境を語った。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請