駒大の篠原倖太朗が5000M優勝 1万M3位から中1日で好走 青学大の鶴川正也らに競り勝つ

スポーツ報知
三つ巴のスパート合戦を制して両手を広げる駒大・篠原(右)

◆陸上日本学生個人選手権 最終日(17日、神奈川・レモンガススタジアム平塚)

 男子5000メートルで、駒大の篠原倖太朗(2年)が13分47秒90で優勝した。2位は中大の中野翔太(3年)で13分48秒36、3位は13分48秒66で青学大の鶴川正也(2年)だった。

 篠原は大会第1日の15日に行われた1万メートルでは28分43秒03で3位。中1日のハード日程ながら、残り1周で中野と鶴川に競り勝ち、自身初の「日本タイトル」を手にした。「鶴川が余裕ありそうに感じましたが、同学年の選手には負けたくありませんでした」。篠原はライバル校である青学大の鶴川への強い対抗心をのぞかせた。

 篠原は今年の箱根駅伝で6区に登録されていたが、当日変更で佃康平(当時4年)に代わり、出番なしに終わった。しかし、その後、学生が特別参加した全日本実業団ハーフマラソン(2月13日、山口市)で日本人学生歴代5位となる1時間1分1秒と好走。さらに2週間後の日本選手権クロスカントリー10キロ(2月26日、福岡市)でも29分12秒で7位と健闘した。このレースでは今春、駒大に入学したスーパールーキー佐藤圭汰(当時・京都洛南高3年)に6秒差で勝ち、先輩の意地を見せた。「負けず嫌いなので、後輩に負けてはいられません」ときっぱり話した。

 昨年12月に1万メートルで日本歴代2位&日本人学生新記録の27分23秒44で走破した大エース田沢廉(4年)と週に1度、同じ練習に取り組み、急成長中。篠原は「田沢さんには、まだまだかないませんが、少しでも近づきたい」と向上心を見せる。

 篠原の今季の目標は明確だ。「1万メートルでは27分台。学生3大駅伝では優勝に貢献する走りをしたい」。連覇を目指した今年の第98回箱根駅伝で駒大は3位。王座奪回に向けて、篠原は、鈴木芽吹(3年)、唐沢拓海(3年)らと共に田沢に次ぐ「準エース」として期待と存在感が高まっている。

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